夏目友人帳を紹介!

今回ご紹介する『夏目友人帳』は、原作者緑川ゆき先生の妖怪が登場する少女漫画です。

2007年~白泉社『LaLa』で連載されています。独特の柔らかいタッチの絵に、心温まるストーリーで人気の漫画。

その人気から、アニメ化、映画化されており、グッズもたくさん展開されています。

あらすじ

主人公の夏目貴志(なつめたかし)は、人ならざるものが見えていた。それは妖怪と呼ばれるものだった。

子供の時に両親を亡くした夏目は親戚の家に預けられるも、妖怪が見える夏目の言動は気味悪がられ、たらいまわしされていた。

そんなとき、遠縁の藤原夫妻が夏目の前に現れる。藤原夫妻には子供がおらず、たらいまわしにされている夏目を二人は優しく迎えてくれる。

物語は、藤原夫妻に引き取られ高校生になった夏目が妖怪に追いかけられるところから始まる。

妖怪に追いかけられた夏目は、逃げた先で謎の祠を見つける。そして不覚にもその祠を封印してたであろう縄を切ってしまう。

すると、祠の中から出てきたのは招き猫だった。

この招き猫は斑(まだら)という大型の妖怪を封じ込めたもので、のちに夏目に「ニャンコ先生」と呼ばれ一緒に暮らすことになる。

夏目はニャンコ先生から「友人帳」のことを聞かされる。

友人帳は今は亡き夏目の祖母、夏目レイコの遺品で、妖怪の名を書いたもの。

友人帳に名前を書かれた妖怪は、所有者の意のままに操られるという契約書のようなものだ。

夏目レイコも妖怪が見えていた。そんなレイコを気味悪がり、人は近づこうとしなかった。

一人でいることの多いレイコの遊び相手は妖怪だった。レイコは妖怪に勝負を挑んでは、友人帳に名前を書かせていたのだ。

友人帳を引き継いだ夏目は、妖怪たちに名前を返すことを決意する。

しかし、その日から友人帳を狙う妖怪や名前を返してほしい妖怪が夏目の周りに集まり、忙しい日々を送ることになるのだった。

漫画の見所と魅力的なキャラクター

夏目友人帳の見所は、友情とはまた違う人間である夏目と妖怪の優しい関係性と、心温まるストーリーです。

ストーリーは1話完結がほとんどで、毎回妖怪が登場し、その妖怪が抱える問題や悩みを夏目とニャンコ先生が解決するという展開です。

この妖怪が抱える過去や問題が切なかったり、優しさにあふれていたりと、とにかく漫画を読んだ後に心がほっこりし、癒されるのです。

第一話では、妖怪に名前を返すことを決意した夏目が、友人帳に名前を書かれた妖怪に襲われます。

その中の一匹の妖怪は、友人帳に名前を書いたことでレイコとまた遊べると楽しみにしていた妖怪でした。

しかし、名前を呼ばれることのないままレイコは亡くなってしまい、妖怪がさみしい思いをしていたのを夏目は知ります。

毎回あらゆる妖怪と出会い関わっていくことで、夏目自身も成長していき、また妖怪と夏目の関係性も変化していきます。

夏目の周りには、魅力的なキャラクターが登場します。まずメインキャラのニャンコ先生。

ニャンコ先生は、友人帳目当てで夏目と一緒に暮らしていますが、なんだかんだで夏目が好きなんだろうなと思わせるツンデレ感が可愛くてたまりません。

そして、夏目を慕い集結した『犬の会』のメンバー。中級妖怪、ヒノエ、みすず、ちょびなどから結成された”夏目からの呼び出しとあらば、犬のごとく参じる”という会。

この妖怪たちは、各々ちがう形で夏目と出会うのですがみんな夏目が気に入り、ことあるごとに夏目のもとに現れます。

その様子が、面白く夏目と妖怪との友情のような関係性に心がほっこりします。

また、夏目の周りには優しい人たちが集まります。夏目を受け入れてくれた藤原夫妻や、高校の友人、祓い屋の名取など、みんな夏目を受け入れ理解しようとします。

今まで、周りから気味悪がられていた夏目が、このような優しい人たちとの出会いで心に変化がでたり成長していく様子も読んでいて癒されるポイントです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。妖怪漫画なのに癒されるストーリーというのは、いままでにあまりない漫画といえます。

この漫画には、妖怪も人もとにかく優しい人ばかり登場します。どのお話も、読んだ最後は”感動”や”癒し”を与えてくれます。

激しいシーンや、ドキドキワクワクする展開はないものの、なぜか惹きつけられる魅力があります。

人気からアニメ化もされていて、年代問わず家族で楽しめるという点もおすすめのポイントです。
興味が湧いた方はぜひ読んでみてください。

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